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2019年6月11日 (火)

本日掲載日「パナソニック汐留美術館」

もう本当に月一更新となってしまって、面目次第もございません。。

しかしこの連載がなければそれすらも怪しくなりそうで、連載さまさまでございます。

 

さて、このたび行って参りましたのは、新橋からも歩いていけるところにある「パナソニック汐留美術館」。

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汐留ってどこかいな、とお思いなる方も多いかと思うのですが(私もそうでした)、

ほぼ新橋です。

つまり、会社がひしめくサラリーマンの街ですね。

そんなところに、ちょっと一息にいれるのに最高の美術館があるんです!

行ってみると、本当に「会社のビル!!」という風情で、この中入ってもよいの?

と思わせる雰囲気なのですが、大丈夫です。

行き方としては、建物に入ったらすぐあるエレベーターで一気に四階に上がるのをおすすめします。

 

すると、なにやら美術館の売店らしきものが目に入り、あ、そこでチケットも買えるのね、とわかるようになっています。

美術館に入らなくても、手前にあるパナソニック自慢の最新型のテレビで、最高画質の映像が流されていて、これがまず大きな見所です。

今開催中のモロー展の映像もとても見応えのある内容でした。

映像で知識の下準備をしたら、美術館の中へレッツゴー。

記事にも書きましたが、この美術館はとても導線が工夫されていて、面積は決して広くはないのですが、いつもとても満足のいく鑑賞ができます。

ジョルジュ・ルオーのコレクションを基に、いつも掘り下げた企画展を見ることができ、

ふらっと気軽に気分転換、なんて通っているうちに知らずしらずにルオーから発展する美術の世界にくわしくなっていけます。

 

常々思っているのですが、

忙しすぎて、すごく疲れていたり、なにかとんでもない失敗をしでかして、現実を忘れたかったり、そこまでいかなくても、

なんか気分を変えたいような時などに、美術鑑賞は本当におすすめです。

まったくそんな気分じゃないよ、みたい時にこそ、無理矢理にでも、美術館に行くんです。

 

 

新橋、銀座、東京駅あたりでふと時間ができた時、

「あ、そうだ、なんか近くに美術館があったな、いってみるか」と思い出して行っていただけたら幸いです!

 

絶対損はさせません!

パナソニック汐留美術館は、そんな美術館です。

 

 

 

 

 

 

2019年5月14日 (火)

本日掲載日「私の原点・大川美術館」

長々、更新が滞り本当に申し訳ありません。

こともあろうに、サンデー版で上野マップをどーんと掲載していただけた折も(4月28日)、

こちらではご報告できなかったという、最近の日常のテンパリぶりにもういよいよ辟易してきておりますが、

今日の掲載、群馬県桐生市にある大川美術館のことは、何があっても書かないわけにはいきません。

なぜなら、この美術館が今の私の恩師ともいうべき美術館だからなのです。

 

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そのあたりの、しかし記事に書かせていただいた内容と重複することのないような、

裏話といいますか、書ききれなかったお話をここでは書かせていただこうと思います。

今回の取材で、大川美術館を訪れたのは4回目でした。

最初は18年前のイタリア留学直前でした。

きっかけは竹橋の近代美術館で見た洋画家・松本竣介の「立てる像」の横にあった「Y市の橋」を見て、大感動し、こんな竣介をもっと見たい!と思ったのが動機でした。

白状しますと私は美術の教科書などで見ていた松本竣介の代表作「立てる像」が全然好きではなかった(ほとんど嫌いだった)のです。

ところが初めて「Y市の橋」という彼の純粋な風景画を見て、

「むむむ!!!な、なんて、素敵なんだ!!私、なんかとても、大好きだーーー!!!」と竣介の見方180度変わったのでした。

そして、竣介のこんな風景画がもっと見たい!!たくさん所蔵しているところはどこだ?と調べたら、

群馬県にある大川美術館がひっかかり、ちょっと遠いけど行って見るか、と出かけたのでした。

その最初の訪問があまりに衝撃的で、1ヶ月もあけずにもまた再訪しました。

そして、不思議な感動を抱いたままイタリアへふら〜っと留学したのでした。

その後約7年かけ、イタリアルネサンスを私なりに追いかけました。

そして、私が人生をかけてやりたいことは何か?と考えた時、

「画家たちの人間関係がグイグイわかる本を描くこと」に行き着き、流れ流れて今に至ります。

実は、私の最初の著作物「イラストで読む ルネサンスの巨匠たち」で一番やりたかったことは、巨匠たちの人物相関図でした。

ボッティチェリ、レオナルド・ダ・ヴィンチや、ミケランジェロ、ラファエロ、

少し前の時代だと、ウッチェロやドナテッロ、マザッチョ、ブルネレスキらの面々。

個々の個性が強すぎて、横のつながりあったなどということは、思いもよらないことですが、

意外にも本当に親友だったり、案の定めちゃくちゃライバル心むきだしの犬猿の仲だったりと、

でも、ずいぶんとお互い刺激しあってるなあ、という事実が、

私自身とても驚いたことでした。

そんな画家同士のつながりや関わり合いに触れ大感動した最初が、松本竣介と彼を巡る超一流の友達だったんだ、と今回の取材ではっきりと気づきました。

 

今回、さらに強く思ったのは、大川美術館では、彼らが交わした書簡や、追悼文などの第一次史料がたくさん見られるのがとても重要だということでした。

 

今まで私はずうずうしくもイタリアの古の画家たちの手記や手紙などを、なるべく原文(イタリア語)を読んで生の声を感じ取ろうとはしてきました。

しかし、私なんぞの語学力では到底、600年前のイタリア人の書いた文章の行間まで読み取れるはずもないのです。

が、これが70年前くらいの日本語だったらどうでしょう?

そりゃあ、ぐいぐい読めるわけです。

しかも、松本竣介をはじめとする彼らの仲間たちは、そろいもそろって文章家ぞろいで、絵だけでなく、文章もまた魅せてくれるのです。

直筆のものは、筆跡や、ちょこっと描いてある挿絵や、宛名の文字などからも、それを書いた人がどんな人だったか、様々な情報を与えてくれます。

竣介が疎開先の息子・莞くんに宛てたハガキなどは、本当に愛に溢れていて、展示されているガラスケースに何時間も張り付きで見てしまいます。

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舟越保武氏の竣介の死を惜しむ追悼文など(大川美術館カタログ収録)は、もう涙なくしては読めません。

などなど、わざわざイタリアのフィレンツェくんだりまで出かけなくても、素晴らしい画家たちの素晴らしい交流の歴史に、生に触れられるじゃないか、

そこに私は大感動したのだと、やっとやっとわかったわけです。

 

いやあ、本当にながなが独白を続けてすみません。

しかし、どうしてもこのお話は書いておかないと、気が済まなくてですね。

 

そしてですね、こんなすごいコレクション、「好きな画家の人脈で集めるコレクション」なんてものを築いた大川栄二氏にも興味は尽きません。

どんなに探っても、すごい財閥の末裔でもなけりゃ、鉄鋼王でも、炭鉱王でも、鉄道王でも、戦争成金でもないんです。

イチサラリーマンとしてキャリアスタートさせ、その能力の高さのみでダイエーのトップの右腕となり、ダイエー帝国を築き上げた、凄腕の実業家。

 

そして、本当に自分が稼いだお金で、大好きな絵を、でもそんなに潤沢に資金があるわけではないから、画商と吟味を重ね、少しづつ丁寧に集めていった、本当にプライベートなコレクションが大川美術館の所蔵品なのです。

その大川さんが美術館を作ってくださって、本当にうれしいです(涙)。

足を運べば、いつでもあの珠玉のコレクションが見れるなんて、なんてありがたいことでしょう。

しかもその建物のつくりは、まるで別荘にきたのかな、と思うような佇まいで、自分の別荘の居間に、いつでもかかっている好きな絵にまた会えたみたいな錯覚すら起こさせてくれます。

また松本竣介がらみのコレクションだけでなく、海外の画家の作品も素晴らしいものがたくさんあります!

ピカソやミロ、ルオーがいいのはもちろんのこと、

なんとニコラ・ド・スタールの名品まであります。

そして、私が度肝をぬかれたのが、ジェリコーの「黒人習作」という油彩です。

 

ジェリコーは夭折の天才で、そもそも作品数が少ないと聞いていたのに、こんな所に、こんな一度見たら忘れられない傑作があるとは!!

 

ああ、本当に長々すみません。

もうここらでやめます。

でも本当に本当に私にとって、かけがえのない美術館それは大川美術館なのです。

一人でも多くの方にこの美術館の魅力に触れていただきたいと切に願うばかりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年4月18日 (木)

目が回るほど忙しく、、更新できずすみません!

恐れていた学校関係のお仕事が、想像をはるかに超えてスーパーヘビーで、

泡吹きそうなほど目一杯の日々を過ごしております。

いろいろなことが起きては過ぎていくのですが、本当にブログを書いている余裕がありません!!!

その学校関係の仕事の隙間をぬって、今日は来月用の新聞取材に行ってきました。

とても有意義な取材となったのですが、

それをうまく伝える余力が残っておらず、、、

申し訳ありません。

開店休業状態になってしまっているこのブログですが、それでもなるべく頑張りますので、

細長ーーい目で見守ってくださったら幸いです。

2019年4月11日 (木)

〆切アップ!!

いやあ、なんとか間に合ったー。

なんとかオッケーもいただけ、心底安堵。

今回は途中、マジで無理かと思いましたが、なんとか切り抜けられました。

なんのかというと、超巨大紙面の新聞のお仕事でして…

お仕事をお引き受けした頃は、まさかその後、小学校のお仕事の役職についちゃうなど、予想もしておらず、

また息子の鼻炎が悪化して手術になることも予想だにしていなかったので、

こんなに究極にパツパツになるとは思わなんだ、だったのです。

 

しかし、人間、やればできるもんですねー!

そしてピンチを切り抜けた〆切明けのなんと気持ちの良いことかーー!

 

この快感がやめられず漫画家やってる人も多いんだろうなあ

空の青の青さが違って見えるんですよ、〆切前と明け後では。

とにもかくにも、最大の山場は超えました!

さあ、次は学校のお仕事です!

 

2019年4月 9日 (火)

本日、新聞掲載日「東京都写真美術館」です!

なんだか盛りだくさんの1ヶ月で、先月からずいぶん空いたような気がしますが、

順当にまた新聞掲載日がやってまいりました。

 

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4月号です。ということは・・・

今年も連載が続いているというわけです〜

ついに前連載の「アート散歩」から数えると六年目に突入となりました。

毎度、ひーひー言いながら原稿作成していますが、

今回はそんな弱音を言うのは百年早い、と思える、美術館ネタ漫画連載カレー沢薫先生の「ニァイズ」の存在を知ってしまったので、

気を引き締めて今年も頑張りたいと思います!

 

今回は恵比寿にある東京都写真美術館。ガーデンプレイス敷地内にあるおしゃれな館でした。

 

内部もリニューアルをへて、新品同様の美しさ!ひろびろと快適な空間が広がっていました。

 

写真が生まれた時、画家たちはどれほど戦々恐々としたことでしょうか。

目に見える風景や人物を写し取る、という大名目が失われることになったのですからね〜

どんなにうまく写実的に描けても、かなわない存在が現れてしまったんですから、震え上がったことと思います。

 

しかし、いまでも美大には絵画科はあるし、画材屋さんも健在です。

絵画は絵画なりに、新たな地平を目指し発展したし、また人の手が地道に紡ぎ出す「絵」というものには、

やはり写真とはちがった味わいがあると、いまだに消えずにあるんですね〜

などと絵と写真の歴史に思いをはせました。

写真の開発に夢中になる当時の科学者たちの情熱の物語は、なんか人生の青春の一ページをみるようでわくわくします。

そして、ものすごい勢いで進化し、変化し、いまのスマホに至る速すぎる展開。

でも、いつの時代も人間はきっと写真が好きなんだろうなあと、今年も桜の写真を撮らずにはいられなかった私はしみじみ思います。

 

 

 

 

 

2019年4月 5日 (金)

さあ、新年度開始!

今年は、小学校関連の重要な役回りについてしまい、かなり小学校との関わりが多くなりそうです。

今まで保育園や学童にとてもとても助けていただき、仕事に邁進させていただいてきたので、

ここらでちょっとお返しではないですが、子供関連のもろもろに、ちゃんと向かい合う一年を過ごそうかと思っております。

といっても、幸いにも新聞連載は今年も打ち切りになることなく、無事六年目に突入できましたので、継続しますし、

もう絶対あとにはひけない「イラストで読む 新約聖書の物語と絵画」も、

ほっておいたら、『スケジュールにはわけもなくいつだって超ヘビーな鬼編集・純竹』のチョップが飛んできますから、

やっている振りはしなくてなりません。

さあ、明日からいよいよ新生活だ、って土曜なのにね。

夜は門出を祝ってしこたま祝杯だな。

 

 

2019年3月31日 (日)

復活!全力前進!

よし、治りました!

やはり体が元気になるとやる気も返ってきますね〜

立て込んでてもうやだ、逃げたいモードから

よっしゃ、バッサバッサとかたっぱしから片付けていってやる!モードに変わりました。

行くぞー!恐怖の四月だー!

ってなんの戦が始まるんでしょw

2019年3月29日 (金)

やっぱやられたーー

やはり予想通り自分倒れましたーー

 

しかし寝込めない状況化

気合いで治します!!

おそらく人生のピーク的に立て込んでおるように感じます…

2019年3月26日 (火)

トークショー、その後

またぼやぼやしているとすぐ更新が途絶えてすみません!!


 


先日のトークショーの感想ブログが載りました!!


 


とても好意的に書いてくださっていて、なんだかようやく実感として、楽しんでいただけたと信じられるようになってきました。


http://blog.imalive7799.com/entry/Sugimata-Tak-201903


 


アンケートを書いてくださった方も本当にありがとうございました。


次回作で読みたいテーマに、日本に関する要望が多いのを感じました。


貴重なご意見ありがとうございます。


次はもう新約聖書をやるしかないのですが、その先の参考にさせていただきます!


 


で、トークショーのあとはさすがにゆっくり、、、なんて実は全然できていないんです(涙)


 


近日中に家族の手術入院が決まっており、それまでに巨大な紙面のお仕事一本メドをつけねばならず、


そして必ずやってくる月に一度の新聞連載も忘れたら飛び蹴り必須。。


 


そして病院騒ぎが終わったら、今度は小学校関連のお仕事、かなりヘビーなやつを一年間やらなければならない運命が確定しており、


1秒もひと息つく間がございませーーんーー涙


自分倒れないようにがんばりますーー


 


 


 

2019年3月22日 (金)

無事トークショー終了しました!

昨日、無事に初の本格的なトークショーを終えることができました。
いらしてくださった方々、本当に心より御礼申し上げます。
企画当初は鬼編・純竹より「30人集めれば、まあ合格。60人くらい集められたら上等だけど、無理でしょうね〜」
と脅されていたのに、
なんと79人もの方にご来場いただけました!!!!
そのおかげで、夢の「貸切」を実現することまでできてしまいました。
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もう感謝の言葉もございません・・・感涙。
観客のみなさまが最初から笑ってくださったので、一気に私も肩の力が抜け、ノリノリで話すことができました。
そして青い日記帳さんこと、中村剛士さんが良い調子で、引っ張っていってくれ、
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真面目な話続きになるとちょうど良い感じで、くだけたつっこみを入れてくださるので、何度場がなごんだことか・・。
わははーと笑っていただけて、会場が一体となった感じの時は、本当に幸せを感じました。
ふだん、原稿と格闘していると、原稿には描けないネタだけど話したい、お伝えしたいことはたくさんあるなーと思ってやってきました。
今回はそんな思いをすべて吐き出して、思いの丈を晴らすことができました。
そして、初めて実体としての読者の方々にお会いできて、、本当に本当に嬉しかったです。
読書ブログなどで、感想を書いてくださっているのは全部読ませていただいてますが、どんな方が読んでくれているのか、人物像まで想像するのは難しく、、
しかし昨日ついに「本当に実在するんだ!!!」と実感することができました。
この会を実現するために尽力してくださった本屋B&Bの皆様、河出書房新社の方々、特に鬼編集こと竹下純子氏、
とにもかくにも30人かき集めなくては、と声をかけたら、二つ返事で集まってくれた友人たち、もと同僚たち、職場の先輩、
もと外注さんの飲み友達、仕事で知り合えた方々、先生方、
理解ある親戚、家族、
月に一度の美術館デート相手・出田記者、
そして、かけつけてくださった読者の皆様、本当にいらしてくださった全ての方々のおかげです。
本当にありがとうございました。
とてもとても元気をいただけたので、また次回作へのパワーが湧いてまいりました。
また、皆様にお会いできる機会を作れるよう、精進いたします。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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青い日記帳さん、本当にお世話になりました!ありがとうございました!
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鬼編・純竹と
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用意していた書籍はほぼ完売!サイン会まで開かせていただき感無量です。
長い時間、待ってくださった方々、本当にありがとうございました!


«いよいよ明日です!トークショー!

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